「心筋梗塞」という単語を聞くと、老人に起こりやすい病気だと思われている方は多いのではないでしょうか?

日本の死因三大疾病の一つである心筋梗塞は、若い女性や男性には起こりにくいというイメージを持たれがちです。

しかし原因は様々ですがこの心筋梗塞、実は若い女性、男性にも起こり得るのです。

記憶にも新しい、若手の有名スポーツ選手の練習中の心筋梗塞などはニュースで報道されていますが、スポーツ選手だけでなく若い女性にも心筋梗塞は起こります。

今回は若い女性の心筋梗塞に焦点を絞り、原因などをご紹介していきたいと思います。

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閉経後の女性と若い女性に多い心筋梗塞の違いについて

男性に比べると女性では発症率が低い心筋梗塞ですが、それでも30代後半頃からはガンの次に多い死因疾患として挙げられ、50代半ばには死因疾患の上位にランクインしてきます。

これは、女性ホルモンであるエストロゲンが減少していくことが影響しているとされ、閉経後の女性のほうがこのことが原因により死亡率が上がっていきます。
そのため、男性よりもやや遅れて心筋梗塞のリスクが上がっていくのです。

また、閉経後の50年半ばの中年となってくると、閉経による女性ホルモンの減少だけでなく、生活習慣の変化による運動不足や糖尿病のリスクなども併せて上がってくるため、心臓への負担は大きくなっていきます。

こうした原因の場合、比較的若い年代の女性とは違った理由で心臓への負担がかかることで、心筋梗塞となるのです。

それでは、閉経前の比較的若い女性の心筋梗塞を引き起こす原因とは一体何なのでしょうか?

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若い女性に多い心筋梗塞の原因とは!

女性ホルモンであるエストロゲンの減少が心筋梗塞のリスクを上げるということは前の項目でお伝えしました。

しかし、このエストロゲンの減少の原因となるのは何も閉経だけではありません。

特に働き盛りの若い女性で女性ホルモンの減少の原因となっているのが、長時間に渡ってのストレスです。

ストレスにも様々なものがありますが、特に寝不足、冷えなどの身体的ストレスに加えて精神的ストレス(人間関係、環境の変化など)が加わることが原因で、女性ホルモンは簡単に減少してしまいます。

現代社会においての女性の社会進出は目覚ましいものがありますが、ストレスの影響を受けやすい若い女性のホルモンバランスは、それによって乱れます。
そしてそのストレスにより、心臓や血管も収縮することが多くなり、知らず知らずのうちに心筋梗塞のリスクを上げます。

また、若い女性に限らず、女性の心筋梗塞の発見は見落とされやすいとされています。

というのも、胸部痛による発症が多いイメージの心筋梗塞ですが、女性の場合は違った所見がみられることがあるからです。

◎全身の倦怠感
◎息切れ
◎苦しくてなかなか寝付けない
◎吐き気
◎顎、左肩、背中などが痛い

など、胸部痛以外の所見がみられることが多いため注意が必要です。

最後に

若い女性に多い心筋梗塞の原因や所見をご紹介してきましたが、女性の心筋梗塞の所見として一貫しているのは、見落とされやすいということです。

若い女性の心筋梗塞の原因はストレスが主な理由とご紹介しましたが、ご家族の中に心臓病をお持ちの方はそのリスクがまた上がってきます。

仕事に追われ、忙しくて病院に行けず、そのまま初めの所見を放っておくといきなり心筋梗塞となってしまうことにもなりかねません。

仕事をするのにもまずは命がなくては成り立ちません。

胸の違和感やご紹介した所見に心当たりがあれば、循環器科や内科に行きましょう。

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