お餅にカビが生えてしまったときには正しい取り方がありますが、そもそもカビが生えないように防止するのが一番ですよね。

日本では、正月に鏡餅というお餅を飾る習慣がありますが、鏡開きのときにはカビだらけになっています。

昔の人はカビが生えていても問題ないと言っていましたが、20種類以上あるカビの中には発がん性物質もありますので、正しい取り方でしっかりと取り除きましょう。

また、お餅にカビが生えないようにする防止方法も紹介します。

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お餅のカビの取り方は?

お餅のカビの取り方を説明する前に、お餅に繁殖するカビと毒について少し紹介します。

お餅表面に繁殖するカビは、ペニシリンという薬の原料になる青カビが多いのですが、現在判明しているだけで「20種類以上あるとされています。

その中には、発がん性物質を作るものや、アレルギーの原因になる毒を出すものもあります。

そして、その毒は火を通して熱処理をしても耐熱性をもっていますので、温めた程度ではすべての毒の10%程度しかなくなりません。

では、お餅のカビの取り方ですが、包丁などを使用して、物理的に切り離すのが正しい方法です。

表面のカビっぽい部分を削りとったとしても、奥まで繁殖しているのが普通なので、包丁で削りとるのが有効です。

ただ、時間の経過とともにお餅は硬くなりますので、一晩水につけてふやかすと簡単に切り取ることが出来ます。

時間が無い場合は、ラップで隙間なくお餅を包み、カビの生えている面を下にして500w~600wのレンジで30~40秒温めます。

お餅の硬さを見て4回ほど方向を変え、全体に熱が通るようにして、温めすぎて柔らかくしすぎないようにするのがポイントになります。

レンジに入れる際に、ラップで包まないとカビの胞子がレンジの中に漂い、レンジの中で繁殖する可能性がありますので、必ずラップで密閉して胞子が飛ばないようにするのがいいでしょう。

包丁でお餅を切るときも、まな板にカビの胞子が付かないように、まな板とラップの隙間にラップを敷いておくことをお勧めします。

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お餅にカビが繁殖しないようにする防止方法は?

次に、お餅にカビが繁殖するのを防止する方法はどのようなものか紹介していきます。

まず紹介する方法は、鏡餅などには利用することのできない防止方法ですが、早めに冷凍保存するのがいいでしょう。

ラップでお餅を包み、ジップロックなどの密閉した袋へ入れて冷凍保存です。

この方法なら、約4ヵ月間は保存が可能です。

次に、鏡餅などに使用できるカビの防止方法ですが、お餅の表面に殺菌作用のある度数の高いアルコール、例えば焼酎を塗る、もしくはワサビやカラシを表面に塗るという方法です。

また、これにあわせて、鏡餅などを手でべたべた触らないようにしましょう。

変わった方法として、ホッカイロを使ったカビ繁殖の防止法があります。

1週間~10日間程度しか効果はありませんが、お餅を入れた容器に、軽く揉んだホッカイロを入れるのです。

ホッカイロというのは、鉄と酸素が結合して熱を発生させるものなので、カビの繁殖に必要な酸素をホッカイロが吸収します。

他にも、薄く切って風通しのいい場所に置き、お餅を乾燥させてしまう方法もあります。

まとめ

食材のカビについて研究が始まったのは、1970年代なので、昭和生まれの人はカビを食べても問題ないと断言します。

しかしながら、最近の研究でお餅のカビはわりと危険であるということが判明しました。

カビは菌糸を奥まで伸ばしていますので、包丁などで取り除いてしまった方が、安全で確実です。

カビ繁殖の防止方法は、殺菌性の高いアルコールやカラシを表面に塗ったり、早めに冷蔵庫へ入れることが有効な方法といえます。

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