世の中には、どういうわけか何の前触れもなしに突然キレる人がいます。

そんな人にかぎって普段は穏やかなので、突然激しくキレると、もしや病気なのでは?と疑いたくなってしまいますよね。

今回はそんな突然キレる人の対処法と、疑われる病気などについてお話したいと思います。

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人は何故突然キレる?

そもそも人は何故突然キレる、つまり怒るのでしょうか?

人間が理性を保ち、社会性を持った生活を営むために感情をコントロールしているのが脳の前方部分にある前頭葉と呼ばれる部位です。

この前頭葉になんらかの変異や問題があり、働きが低下すると感情や理性のコントロールが効かなくなり、言動や行動に変化が出てくると言われています。

病気ではないか?と疑いたくなるくらい常日頃から突然キレる人は、何かの原因でこの前頭葉の働きが低下しており、言動や衝動が抑えられなくなっている可能性があります。

では突然キレる人に疑われる病気にはどのような物があるでしょうか?

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突然キレる人。疑われる病気とは?

①ピック病
→前頭側頭型認知症の一種であり、脳の前頭葉と側頭葉の萎縮が目立ちます。
30歳代からの発症も報告があり、40〜60歳代の初老期に多く発症する傾向です。

認知症特有の記憶障害や見当識障害は少なく、人格障害が特徴の病気です。
言動や行動が衝動的になり、いわゆる突然キレる傾向になる病気です。
病識がないのも特徴で、突然キレる自分に気づいていないことも周りを悩ませます。

②レビー小体型認知症
→脳の中にレビー小体と呼ばれるたんぱく質が溜まることにより、認知症とパーキンソン症状(体のこわばり、姿勢の調節能力が低下、動かない時に小刻みに震える)を主症状とします。

60〜80歳代に多く発症する傾向で、病巣と進行具合によって幻視が見えるようになる人や人格障害がみられる人もいます。

突然キレる人への対応はどうすればいい?

突然キレる人を病院で検査してもらい、病気だと判断されたらお医者さんの指示通り
に治療を進めていきましょう。

周りの人が普段どのようにその人に接すればいいのかアドバイスもあるはずです。

では、病気でもないのに突然キレる人への対応はどうすればいいのでしょうか?

①何に対してキレる?
 →突然キレられるとついつい反発したくなってしまいますが、厳禁です。
  大切なのは、その人がキレたらまずは何に対してキレるのかを観察しましょう。
  その場の状況?誰かの行動?慌てずに何にキレるのかを知ることが大切です。
 
②聞き流す?受け入れる?
 →突然キレる人は、聞き流されると逆上します。
  受け入れたら受け入れたで「分かっていない!」と理不尽に怒る人もいます。
 
  効果的なのは、その場の状況、誰かの行動が何故そうなったか?
  それを私たちが声に出して理論的に相手に説明することです。
 
  自身を一時的に客観視させ、衝動的になっている頭をクールダウンさせます。
  病気の人でもそうでなくても効果があります。

③謝る?謝らない?
 →本来、キレる内容が理不尽で謝る必要がなければ謝る必要はありません。
  しかしキレ方が激しく、本人が謝罪を求めながら周りに危害を加える人もいます。
  その場合は謝ることで周りの安全は確保されます。
 
  ですがそのレベルのキレ方であれば何か別の精神疾患の病気も疑われます。
  公共の精神保健相談所などに相談をしましょう。

  キレる内容の中で、こちら側にも非があるのであれば、
 「私も◯◯がいけなかった。」「あなたが怒るのも無理ないですね。」
  などと具体的に謝る理由を加えて謝罪をしてみましょう。

  突然キレる人は自らの主張が最優先ですから、まずはこちらから謝罪してみます。
  こちら側の主張は、まともに話ができるようになってから伝えていきます。
  そうすることで、冷やされた頭の中にこちら側の主張も入ってきやすくなります。

最後に

私たちは生きている中で、多かれ少なかれイライラしたりストレスが爆発することがあると思います。

それが病的なものなのか、そうでないのかは病院できちんと検査してみないと分かりませんが、どちらにしても本当に心配ならば病院に行くことをおすすめします。

どのような口実で病院に連れていくかがまた難しい問題ではありますが、それが本人と周りの人双方のためになるということは伝えてあげましょう。

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