葛根湯に副作用があるって知ってました?

体を温める作用があり、風邪の時などに飲むと効果があると言われる漢方薬の一つである葛根湯。

実は葛根湯には副作用があると言われており、頭痛やかゆみを引き起こす可能性があるとされています。

いったいなぜ葛根湯で頭痛やかゆみが起きるのか?

またそうならないための正しい飲み方などをご紹介していきます。

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葛根湯の副作用とは

東洋医学で用いられる漢方薬は一般的に西洋医学の薬よりも副作用が少ないと言われています。

葛根湯も漢方薬の一種ですから、副作用が多いわけではないのですが、全く無いということもありません。

その症状として、胃の不快感、食欲不振、吐き気、不眠、むくみ、発熱、頭痛、動悸、発疹をともなうかゆみなどがあるようです。

あくまで全員がそうなるわけではなく、人によって副作用が出る人と出ない人がいるようです。

葛根湯を飲んだ後にこのような副作用と思われる初期症状が出た場合は、葛根湯を飲むのをやめ、医者に相談したほうが良いでしょう。

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葛根湯で頭痛やかゆみの副作用が出る理由

葛根湯には麻黄(まおう)という成分が含まれています。

これこそが葛根湯が漢方薬として用いられる理由でもある、体を覚醒させる生薬の成分でもあるのですが、人によってはこれが副作用を引き起こします。

西洋の言葉ではエフェドリンとも呼ばれ、これ自体には害のあるものではないのですが、スポーツの国際大会などでしばしば問題になるドーピング検査で引っかかる薬物にその化学的な構造がよく似ているため、葛根湯を摂取したことでドーピング検査に引っかかることもあるようです。

麻黄には交感神経を呼び覚まし、眠気やだるさを取ったり体温を上げるといった作用があります。

一方で、その効果により脈動は早くなり血管が膨張します。

これによって脳に負担がかかり頭痛になったり、急に膨張した血管にかゆみを感じたりするのです。

他の多くの副作用も、葛根湯に含まれる麻黄の成分の効果の裏返しになっていることが多いようです。

葛根湯による頭痛やかゆみの副作用を避けるために

葛根湯による頭痛やかゆみといった副作用をさけるための注意点を挙げておきます。

とはいっても、これを守れば絶対に大丈夫というものでもないので、もしも症状が出始めたらすぐに服用をやめ、病院で医者に診断してもらうことをおすすめします。

まず、使用する人の体質として、ある程度の体力のある人が飲んだほうが良いとされています。

虚弱体質の人、胃腸が弱っている人、汗をかきやすい人には向かないようです。

また、エフェドリンやテオフィリンといった興奮剤が含まれている薬やドリンクなどと一緒に飲むと、交感神経が刺激されすぎるということもあるため飲み合わせにも注意が必要です。

漢方の一種である甘草と一緒に飲むと「偽アルドステロン症」という副作用を併発する可能性があるということですので、それも気をつけましょう。

また、漢方薬の飲み方は基本的に食前もしくは食間に飲むのが正しいようです。

普通の飲み薬などは食後に飲むものが多いですが、漢方薬の場合は胃に食物がない時に飲むと覚えておきましょう。

最後に

葛根湯による頭痛やかゆみといった副作用と、その予防法についてご紹介してきました。

色々と注意を書きましたが、葛根湯を含む漢方薬が西洋医学の薬よりも副作用を起こす可能性が高いわけではありません。

体に作用する薬ですから、必ずその裏側の作用もあるということです。

正しく使っていれば大きな問題は基本的にありませんから、慎重になりすぎずに自分のライフスタイルにあった薬を選ぶとよいのではないでしょうか。

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