「自首と出頭には違いがあるんですか?」
「自主と出頭ではどちらが減刑される可能性が高いの?」

刑事モノのテレビドラマを見ていると、自首とか出頭とか、減刑だとか情状酌量の余地がどうだとか言っていて、誰かに質問したくなってきませんか?

自首も出頭も、どちらも自分から「捕まえてください」という行為には何ら変わりはありません。

ですが、実は内容には大きな違いがあるんです。

それでは、自首と出頭の違いと減刑されるかどうかの違いについて見ていきましょう。

読んでいただけると幸いです。

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自首ってどういうことなの?

それではまずは自首について見ていきます。

自首とは、まだ犯罪の事実や犯人が誰なのかまったくわかっていない状態で、その犯人自らが「わたしは悪いことをしました」と告白し、処分を求める行為のことを言います。

短くすると、誰にも知られていないけど「悪いことをしてしまった…」という気持ちを抱えきれずに、「捕まえてください」と言いに行くのが、自首ということですね。

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出頭ってなに?

では次に出頭です。

出頭とは、もうすでに捜査が進んでおり、犯罪の事実とか容疑者や重要参考人が上がっている段階で、犯人自らが「わたしがやりました」と告白し、処分を求める行為のことです。

短くすると、テレビや新聞で話題になり「もう逃げられない…」という気持ちを抱えきれずに、「捕まえてください」と言いに行くのが、出頭ということですね。

自首と出頭の違いは?

ここまで書いてきたことをまとめると、自首と出頭の違いがはっきりします。

自首はまだ何にもわかっていない状態で犯罪の事実を犯人自ら告白するのに対し、
出頭はすでに犯罪の事実がわかっている状態で犯人自ら告白することです。

同じような行為に見えますが、自首と出頭では犯人の心理には大きな違いがあります。

また、周囲に与える影響も関わる人の数にも大きな違いを生むのが想像できます。

どちらに減刑の可能性がある?

自首と出頭、どちらも同じというわけにはいかないようです。

では、どちらの方に減刑の可能性があるのでしょうか?

まず自首は、まだ世間が動き出していない状態で、自らの行いを悔い改めたくて、告白するという行動を起こしています。

なので、「情状酌量の余地がある」とみなされます。

出頭の場合、すでに世間が動き出しており、自分は追いかけられる立場で、「もう逃げられない!」と追いつめられて告白するという行動を起こしています。

なのでこちらは、ほとんどの場合「情状酌量の余地はない」とみなされます。

つまり、減刑の可能性が高いのは自首の方です。

基本的に出頭には減刑の可能性はないとされています。

まとめ

自首と出頭の違いについて見てきました。

自首と出頭にはその中身に違いがあります。

そしてその違いが減刑の可能性の違いにつながっています。

ただ、自首したから減刑される、出頭したから減刑はない、という単純な話ではなさそうです。

情状酌量による減刑は、最終的には犯した罪の内容と判決を下す裁判所に委ねられるのです。

これで刑事ドラマもより一層面白くなりますね!

皆さんは間違っても、そんな事態にならないように気をつけて下さいね。

自首だの出頭だのは、テレビの中だけにしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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