お弁当やおにぎりに入れる梅干し

昔から続くいわゆる日の丸弁当ですね。

これは梅干しに殺菌効果があるからだと言われていましたが、本当に殺菌効果があるんでしょうか?

夏になると食中毒予防も気になるところですが…。

ということで、今回はお弁当に梅干しを入れることで本当に殺菌効果、また食中毒予防効果は得られるのかということをご紹介します。

【スポンサードリンク】

お弁当の梅干しに殺菌効果はあるのか?

お弁当やおにぎりに入れる梅干しには殺菌効果があるという、昔から信じられてきたことは果たしてただの迷信なのか?

それについて考えるには、まず梅干しのパッケージを見てみるのが早いでしょう。

冷蔵庫に梅干しが入っている方は見てみてください。

どうでしょう、「冷蔵保存」とか「賞味期限」が記載されていませんか?

つまり、梅干しは腐るってことです!

…じゃあ、梅干しに殺菌効果があるというのはただの迷信だったのか。

ところが、あながちそういうわけではありません。

詳しくは次の項目で触れますが、昔の梅干しには実際に殺菌効果があったということです。

今の梅干しと昔の梅干しの何が違うのか、また食中毒の予防にもなりうるのかということについて見ていきましょう。

【スポンサードリンク】

お弁当の梅干しによる殺菌効果のメカニズム

昔の梅干しにはちゃんと殺菌効果があったということですが、それはなぜなのでしょうか。

キーワードは「塩分」です。

塩に殺菌効果があることは有名ですが、今の梅干しって健康志向と嗜好の変化のために減塩化が進み、塩分濃度がかなり少なくなっているんです。

具体的に言うと、昔の梅干しは塩分濃度が20%以上あったようですが、今の梅干しは大体8%前後ぐらいになっています。

この高い塩分濃度によって、梅干しには防腐効果があったため、昔の梅干しは常温保存、賞味期限もありませんでした。

ある程度の年齢の方なら、家の常温下で瓶などを使って梅干しを漬けていた方などもおられるのではないでしょうか?

今販売されている減塩の梅干しって、漬けてから水洗いして塩抜きをしているんだそうです。

塩分がポイントということですから、今売っている梅干しでも塩分濃度の高い梅干しなら同じような防腐効果はちゃんと期待できます

塩分濃度20%を超えているような梅干しなら賞味期限も記載されていないはずですよ!

では、食中毒の予防効果はあるのかどうか、次の項目で見ていきましょう。

お弁当の梅干しで食中毒予防になる?

お弁当に梅干しを入れることで、食中毒予防の効果はあるんでしょうか?

これは、塩分だけでなく梅干しが含むクエン酸・リンゴ酸が関わってきます。

クエン酸・リンゴ酸には抗菌作用があり、これを摂取すると体内の食中毒細菌の増殖を防ぐことができます。

ところが、先ほど記載したとおり、今販売されている主流の減塩梅干しは一度水洗いをしています。

この時に、クエン酸・リンゴ酸も失われてしまい、塩分濃度の高い梅干しと比較するとかなり少なくなってしまっているんです。
よって、食中毒予防効果を求めるならやはり塩分濃度の高い梅干しを選ぶ必要があるということです。

まとめ

お弁当に入れる梅干しの殺菌効果、食中毒予防効果は塩分濃度の高い昔ながらの梅干しにしかあまり期待できないことを紹介してきました。

とはいえ、塩分の摂り過ぎはまた別の問題もありますので、バランスよく食事を選択していく必要もあることは覚えておいてください。

以上、お弁当に梅干しについての記事でした。

【スポンサードリンク】