揚げ物で使った油は、果たして使い回ししても良いのでしょうか?

一般的に、「酸化=老化」ということから、酸化した油は一般的に使わないほうが良いというイメージがありますよね。

もちろん油に限らず、酸化するということは老化を早めることにつながりますので、できるだけ食べ物も酸化したものは食べないことが鉄則です。

かといって、揚げ物にはたくさんの油を使いますよね。

毎回捨てるとなると、もったいない!という思いから、ついつい使い回してしまう方も多いと思います。

そこで、今回は揚げ物油の使い回しについて調べてみました!

【スポンサードリンク】

揚げ物で使った油は使い回して良い?

皆さんは、揚げ物で使った油を1回で捨てていますか?

それとも使い回していますか?

酸化した油は、体に有害な物質が出るためあまり使用しないほうが良いというイメージがあると思います。

また、使い回している人でも、臭いや色や衣の残りカスなども気になって2~3回で捨ててしまう人も多いかもしれません。

では、本当に揚げ物油は酸化しているのでしょうか?

実は、あるテレビ番組による実証実験によると、20回同じ油で揚げ物をしたところ、ほとんど酸化していなかったという結果が出ているんです。

また、揚げ物のほかにも、油を3日間日光に当てたり、酸素を加えてみたりしたところ、体に有害になるほどの酸化は起こらなかったそうです。

現在の食用油は、技術の進歩により数回使用しただけでは酸化しないことがわかってきたんですね。

また、他の実験でも大豆油を200度で24時間加熱しても油の成分が変わらないという実験結果もありますので、揚げ物油は使い回しても問題ないと考えられます。

【スポンサードリンク】

揚げ物油の使い回しは、なぜ悪いと言われてきたのか?

では、なぜ今まで揚げ物の油が体に良くないとされてきたのでしょうか?

実は、揚げ物油によく使われている植物油は、人工的に化学物質などを入れて作られた調合油であるため化学変化が起こって「トランス型脂肪酸」という物質が含まれているのです。

これは、体に蓄積されるとガンや生活習慣病など様々な病気を引き起こす原因になります。

しかも、油が古くなったり、高温で調理したりすることを繰り返すことによって、トランス型脂肪酸が増えていくとされているからなのです。

しかし、すべての植物油にトランス型脂肪酸が入っているわけではありません。

中でも、オリーブオイルは、人工的につくった食用油とは違うので、ほとんどトランス型脂肪酸は含まれていないのです。

また、オリーブオイルの中でも、特に「エクストラバージンオイル」は絞っただけで高温処理を行っていないのでオススメです。

それと注目すべき点は、新しい油と古い油を使って調理すると、古い油の方が美味しいというアンケート結果があるということです。

使い回している油には、野菜のエキスや旨み、香りなどが含まれているため、新しい油を使うよりも美味しく仕上がるのだそうです。

ただし、何度も使い回していると揚げ物のカスが溜まってきますので、保存の際はろ過機能が付いた「オイルポット」を使用するようにしたり、一度こしてから容器に保存するようにしましょう。

そして、次回使用するときに古いものに新しいものを継ぎ足しながら利用するのがオススメです。

揚げ物の油は再利用して賢く使い回ししましょう!

油を使用する際は、揚げ物に限らずオリーブオイルがオススメですが、ほかの食用油に比べると値段が高いので、なかなか手が出ないという人も多いと思います。

とはいえ、一般的な食用油でも体に害があるような酸化はしませんので、あまり過敏にならなくても良いでしょう。

しかも、古い油なのにも関わらず美味しく仕上がるというのもうれしいですよね。

皆さんも、揚げ物の油を使い回しして、エコで家計にもやさしい食事を意識してみてはいかがでしょうか?

【スポンサードリンク】